日本と他国間のPPH(特許審査ハイウェイ)の実施・試行状況については特許審査ハイウェイについて参照。
米国
- PPHあり
- 早期審査(Accelerated Examination)
- 優先審査(Track 1 Prioritized Examination)(ただし高額)
ブログ記事「米国特許出願の早期審査と優先審査、PPH-メリットとデメリット」参照
中国
- PPH
- 早期に審査請求し、早期に公開請求することで審査着手時期が若干早くなる。
- 特定分野で優先審査制度あるが、外国人出願人はほぼ使えない。
韓国
- PPH
- 優先審査
参考資料(H25/2)の37~42頁に韓国の優先審査の説明あり
ブラジル
- PPHは今のところない。
- 「環境技術特許の早期審査制度」(いわゆるグリーンパテント優先審査制度)
- 環境技術(グリーン技術)以外では早期審査はないと思われる
参考資料その1(日本語 2012/1)
参考資料その2(日本語 2012/1)
インドネシア
- PPHの試行プログラムが2013/6/1から開始される
- 早期審査はないと思われる
- 上申書提出により審査早期化可能な場合がある
参考: ASEANの審査協力と早期審査(日本語 2012年)
マレーシア
- PPHは今のところない
- 早期審査
参考資料(概略・日本語 2012更新)
参考資料(英語)
- 修正実体審査制度(他国の審査結果を利用→早期に権利化)
参考資料(日本語、2008年の情報)
参考: ASEANの審査協力と早期審査(日本語 2012年)
なお、各国の早期審査、優先審査について網羅的にまとめた報告書として、平成18年3月とやや古い情報であるが、下記があります。